
| 1. | 労災保険の目的 | 2. | 労災保険は誰のため? |
| 3. | 労災保険は強制的に適用 | 4. | 業務災害と通勤災害 |
| 5. | 第三者行為災害 | 6. | 継続事業と有期事業 |
| 7. | 労災保険の対象者 | 8. | 労災保険と健康保険 |
| 9. | 労災隠し | 10. | メリット制について |
3.労災保険は強制的に適用
まれに「ウチは労災保険に加入していない」という話を聞くことがあります。
しかし一部の例外を除いては、そんなことはありません。
労災保険は、民間の保険のように
事業主の意思で加入するものではないのです。
労働者を1人でも使用しているなら、
事業主が個人でも法人でも、
労働者がアルバイトでも外国人でも、
原則として強制的に労災保険が適用されます。
(ただし常時5人未満の労働者しかいない個人経営の農林漁業は、
強制ではなく任意です。)
強制的に適用されるのですから、事業主は決められた
手続をして保険料を納めなければなりません。
「加入していない」というのは単に手続をせず保険料を
納めていないだけのことで、労災保険は適用されるのです。
ですから「加入していない」と言う事業主のところで労災事故が発生しても、労働者は労災保険によってちゃんと補償されます。
そしてその場合、
事業主が「故意または重過失」で手続をしていなかったと認定されれば、
その事業主は労働者への保険給付額のうち、
最大4割を負担しなければならなくなります(国から徴収されます)。
ただし強制適用とは言っても、
労働者でない人(中小企業主、自営業者、一人親方など)は
特別な手続をしない限り、原則として補償されません。














